電気通信主任技術者の勉強方法について

電気通信主任技術者は出題範囲が広く、いい参考書がないという声をよく聞きます。

自分も同感で今まで伝送を2回、線路を2回受験してきましたが、過去問が6割、過去問を応用したものが1、2割程度出題されていると感じております。
過去問を解きながら、わからないものはネットで調べるという方法が自分には合っていました。
特に今回の通信線路は線路設備で使用していた参考書が全く応用できずネット頼りでした。
範囲は平成30~24年までの7年14回分を勉強しました。自分の過去記事を見ていただければ参考にした主なサイトがわかると思いますが、平成26年以前のものはPDFからテキスト化がうまくできず記事化できておりません。
平成26年以前については有志が作る電気通信主任技術者過去問題解説を参考にしました。
ただし、有志が作るは不特定多数の方が解説していて解釈に違和感を感じるものもありましたので、まずは他の解説サイトなどで理解を深めてからの方がいいと思います。
わからないものは調べると言いましたが、恐らく初めは全てがわからず手が止まってしまうかもしれません。そういうときは答えだけ目を通してさっさと次に進みましょう。
電気通信主任技術者では類似した過去問が何度も出てくるので、問題の出し方や言い回しの違いによって理解が深まることがあります。未だに腐食や耐荷重設計など理解できていないものが多々ありますが、6割とれれば合格の試験でここに時間を費やす必要はないと割り切っています。
次に勉強期間ですが、12月30日に通信線路の初記事を書いていますのでおそらくその前日辺りくらいからだと思います。およそ一カ月といった感じですね。
問1を理解(記事にアップ)するのに1時間程度要しており、過去問題一回分で問5まであるので約5時間かかっていたと思います。
記事化できていない平成26~24年については試験前日か前々日辺りから流し見程度でした。ここまで遡ってくると結構知識も付いてきていて理解する時間は少なく済みかつ記事化しないことで時間短縮につながりました。
ちなみになぜ時間効率の悪い記事化をしているかというと、詳しくは以前伝送交換を取得した際に記事にしておりますので簡単に言うと自分はすぐに忘れるからです。
記事化しておくことにより、うろ覚えの単語などが出てきたときにまた一からネット検索し、理解し直す時間をなくすことができます。また、以前やっていたのにちゃんと覚えていなかったという自覚もできます。
ネット検索も簡単に出てこないものやいくら探しても答えが出ないものもあります。それらを探す労力や時間は無駄なものですので自分は記事化によって解決しました。
もしかしたら通信線路に特化した参考書があれば、こういったネット検索時間を短縮することができたかもしれませんし、信憑性が高く理解しやすい解説が読めたのかもしれません。
上記の方法で学習を進めていくことで、よく出てくる単語について色々な問題文が出てきますのでより理解することができます。知っていることが増えるにつれモチベーションも上がります。
自分の勉強方法は概ねこれが全てです。
不明な点などありましたら、いつでもコメントしてくださいね。

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